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ノンフィクション・人文
価格 |
2,970円 |
---|---|
判型 |
四六変形 |
ページ数 |
464ページ |
ISBNコード |
9784778319762 |
2025.1.24 |
書籍の説明
元祖インフルエンサー、
全米を揺るがした暴露的自伝。
「有名であることで有名」
00年代のメディアと大衆は、女性を、ADHDの当事者を、
児童虐待と性暴力の被害者を、どう扱ってきたのか。
そして彼女はいかに生き延び、
ビジネスとアートの世界帝国を築き上げることに成功したのか。
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー
サンデー・タイムズ・ベストセラー
累計30万部突破!
夜な夜なクラブを渡り歩き踊り明かす
ホテル王ヒルトン家の長女・パリス。
ある日、両親の目の前で、
二人の男に自宅のベッドから引きずり出され、手錠をかけられる。
連れていかれたのは、「情動発達プログラム」を実践するという寄宿学校――CEDU。
子どもたちが次々と罵られ、殴られ、飢え、洗脳され、
姿を消すなか、彼女はいかに生き延び、スターとなったのか。
ゼロ年代のポップカルチャーのあり方を、女性の扱われ方を、清算する一冊。
時は来た。
私の物語を知る必要がある若い女性は大勢いる。
私の失敗から学んでほしいとは思っていない。
自分の間違いで、自分を嫌いになってほしくない。
私は彼女たちに笑い転げてほしい。
彼女たちには声がある。知性というブランドがある。
みんな、周囲に馴染むなんてクソだから。
――パリス・ヒルトン
2025年1月28日(火)発売
目次
プロローグ
ヒルトン家の家系図
第1部 生まれながらのパーティーガール
第1章 このドアは閉めておくこと
第2章 スター誕生
第3章 被害者になるか、インフルエンサーになるか
第4章 スリヴィングなグラム・クラッカー
第5章 レイヴとパパラッチ
第2部 サバイバル
第6章 情動発達プログラム――「家族は再び一つになるのです」
第7章 移送と検査
第8章 地獄のラップ会
第9章 犠牲者の眠る森
第10章 罰
第11章 脱走
第12章 独房
第3部 スタートアップ
第13章 Y2Kが来る!
第14章 セックステープの流出とプライバシーの商品化
第15章 運命の1枚
第16章 最高の喜劇
第17章 私がイット・ガール
第18章 PTSD
第4部 リブランディング
第19章 SNSとインフルエンサーの時代
第20章 カミングアウト
第21章 出会い
エピローグ
謝辞
訳者あとがき
著者プロフィール
著:パリス・ヒルトン(Paris Whitney Hilton)
世界で最も知名度の高いインフルエンサー。20年以上にわたってポップカルチャーを定義し、支配してきた。起業家、テック・パイオニア、DJ、レコーディング・アーティスト、慈善家として、数十億ドル規模の世界帝国を築く。2021年、ポップカルチャーの中心的人物として、コンテンツ、コマース、コミュニティをつなぐ次世代企業、11:11 Mediaを立ち上げる。ティーンエイジャーを支援するための法改正のロビイング活動の先頭に立つなど、若い女性や少女に力を与え、地位を向上させることに専心する支持者、活動家として影響力を持ち続けている。夫と息子とともにロサンゼルス在住。
訳:村井理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。静岡県生まれ。滋賀県在住。訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』、『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上、亜紀書房)、『全員悪人』、『兄の終い』『いらねえけどありがとう』(以上CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)など多数。