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ノンフィクション・人文

図解でわかる 14歳から知る世界の格差と資源危機

価格

1,760円
(本体1,600円+税)

判型

B5

ページ数

96ページ

ISBNコード

9784778340957

搬入年月日
[?]

2025.11.25
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2025.11.27-

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書籍の説明

水、土地、エネルギー、テクノロジー、気候。
なぜ争いが起き、どんな構造で格差が生まれているのか。

国と国、企業と国家、先進国と途上国、世代間での「奪い合い」。
現代世界の複雑な動きとその背景を読み解く力をつける。

14歳から読める、わかる。
カラー図版満載の大好評シリーズ、第36弾!!

2025年11月27日(木)発売

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

はじめに
自然がつくった地域差と人間の営みが
複雑に絡み合って生み出された世界の格差

●Part1 格差の地図帳

1.一部の富豪が富を独占 絶望的格差が世界を覆う
2.豊かな国と貧しい国 拡大する圧倒的経済格差
3.世界人口の10%が水ストレス 水資源があっても使えない地域も
4.8億人近くが食べ物に飢え 10億人以上が肥満に悩む
5.自給が原則だった食料が商品となり 巨大企業が主要作物を独占
6.一律ではない地球温暖化の影響 気候危機にさらされる国々
7.CO2を排出して発展した国々が 途上国の気候危機を加速させる
8.GDPに見る桁違いの経済力の差 途上国では金融包摂が課題
9.インターネット普及率に見る 先進国と途上国の情報格差
10.女性の社会進出は進んでも ほど遠いジェンダー平等
11.生まれたときから不公平 貧困や紛争の犠牲となる子供たち
12.世界人口の4割近くが 抑圧された独裁政権下で暮らす

●Part2 資源格差の仕組み

1.地球は水の惑星なのに 使える水はわずか
2.気候変動が水循環を変化させ 新たな貧困と格差を生み出す
3.21世紀は水戦争の時代 水を武器とする国際紛争が拡大
4.温暖化が明暗を分ける食料生産地 北には恩恵、現在の産地は減産
5.世界の食料供給の脆弱性は モノカルチャー農業にも起因
6.8億人が飢餓に苦しむ一方で 毎日10億食分の食品がゴミに
7.あらゆる格差を拡大させる 地球温暖化による気候危機
8.気候変動が増幅する南北格差 北の先進国に求められる責任
9.国により異なる電気エネルギー源 世界全体ではまだ化石燃料が主流
10.まだ化石燃料を燃やしている それぞれの国のお家事情
11.CO2排出量の多い国ほど 再生可能エネルギーへの転換が進む
12.鉄鉱石と石炭と製鉄技術を獲得し 鉄を制した国が繁栄した
13.IT製品に欠かせないレアアース 中国に偏在する希少資源にアメリカが対抗
14.スマートフォンに必須の希少金属 その主要産地はアフリカの貧しい国々
15.電子機器に不可欠な半導体製造は 限られた4地域の独壇場
16.15世紀まで世界の富は東洋に集中 ヨーロッパは辺境の極貧地帯だった
17.ヨーロッパは富を求めて海洋へ 15世紀、略奪の歴史が始まる
18.株式会社と信用創造の発明が ヨーロッパの発展を加速させた
19.銀行と株式市場に集積されるお金 資本主義が招いた経済活動の偏在
20.縮まらない子供たちの教育格差 途上国では児童労働が常態化
21.子供たちにとっての究極の格差 戦乱によって奪われた子供の人権
22.世界で後退する民主主義 政権に対する不満が増大
23.世界幸福度ランキングで見る 民主主義と人々の幸福の関係

●Part3 格差の原因と解決策

1.SDGsの基本理念は「誰一人取り残さない」
2.世界に広がる多くの格差 その解決のためにすべきこと
3.世界の富裕層と多国籍企業から 公正な税金を徴収して富を分配
4.公正な市場機能を歪める レントシーキングの稼働を止める
5.資源国なのに極貧のアフリカ諸国を 企業と軍事政権の共謀から解放する
6.貧困から脱却するための お金の窓口を用意しよう
7.貧しい国が豊かになるための 最適な開発戦略を考え

おわりに
参考文献・参考サイト
索引

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著者プロフィール

インフォビジュアル研究所
2007年より代表の大嶋賢洋を中心に、ビジュアル・コンテンツを制作・出版。主な作品に『イラスト図解 イスラム世界』(日東書院本社)、『超図解 一番わかりやすいキリスト教入門』(東洋経済新報社)、「図解でわかる」シリーズ『ホモ・サピエンスの秘密』『14歳からのお金の説明書』『14歳からのプラスチックと環境問題』『14歳から考える民主主義』『14歳から知る生物多様性』『14歳から知る裁判員裁判』『14歳から知る日本人の宗教と文化』『14歳から知るキリスト教』『14歳から知るインド・中国の宗教と文化』『14歳から知るイスラム教』『14歳から考えるAIの未来と私たち』『14歳から知る半導体と私たち』『14歳から考えるネット社会と私たち』(太田出版)などがある。