クイック・ジャパン vol.106 のコンテンツ
106号紹介「モーニング娘。」
2013.2.01 | 2013.5.07 updated
モーニング娘。
工藤 遥&鞘師里保
伝統の重みに立ち向かう少女たち
昨今〝老舗〟と形容されることも多くなったモーニング娘。に、エッジーなイメージを抱いている人はそれほど多くないだろう。2011年に若手の9期、10期メンバーが加入した時、かつてのモーニング娘。からのかけ離れた姿に、厳しい意見を送る人もいた。15 年という歴史の重さが、夢や希望を持って入ってきた少女達にのし掛かってきたことだろう。しかし、彼女たちは老舗の看板の背負い方を自分たちなりに考え、新しい血をグループに注ぎ込もうと、必死に試行錯誤を繰り返してきた。そして今、モーニング娘。は伝統を持ちながらも、新しい姿を見せ始めている。そのリニューアルの中心にいた、鞘師里保(9期・14歳)と工藤遥(10期・13歳)に話を聞いた。インタビュアーは、3月20日にアルバム『魔法が使えないなら死にたい』をリリースするミュージシャンにして、モーニング娘。を溺愛する大森靖子である。