111号紹介「髙城晶平（cero）× tofubeats」 | クイック・ジャパン - QuickJapan

髙城晶平（cero）× tofubeats
失われた場所で、今、音楽を鳴らすということ

インディーズ・シーンの最前線で、小さな村を少しずつ大きくしていくように、広大且つ親密なリスナーとの関係を構築しつつある、cero。インターネット上のフリー・レーベル出身ながらもメジャー・レーベルとも契約し、試行錯誤しながら可能性を探り続ける、tofubeats。旧来の「インディーズからメジャー・レーベルにいって、アガリ」というようなお気楽な成功パターンとは異なる、クリエイティヴな方法論で彼らは今、音楽を伝えようとしている。この冬、彼らは共に初のCDシングルをリリースする。“黄色い三賢者”という示唆的なタイトルを冠したceroの「Yellow Magus」、そして、森高千里・の子という豪華ゲストをフィーチャリングしたtofubeatsの「Don’t Stop The Music」。どちらの作品も彼らのラジカルな姿勢を如実に反映したものであることは間違いがない。きっと、ここからなにかが、はじまる。そんな予感に満ちている。