クイック・ジャパンvol.115 のコンテンツ

115号紹介「テラスハウス」

2014.8.05 | 2014.9.05 updated

115号紹介「テラスハウス」
テラスハウスで過ごした、夏の日。

 この夏、『テラスハウス』にいた。
 すまし込んだ(ような)会話、余裕のある(ような)態度、裕福である(ような)生活、そして上質の(ような)恋愛。
 『テラスハウス』を観ると、私たちが、普段の生活の中ではきっと触れられないだろうことに溢れている。目を凝らすと、それらはただの日常なのだが、そのレベルが違う。私たちの「リアル」と彼らにある「リアル」のズレ。
 すべてが輝いているようで、まるで夢のようなことを地で行く彼らに、「嘘でしょ!?」と言いながら自分のライフスタイルと比べ、誰かに言わずにいられなくなる。その輝きに笑ったり、時には憧れたりもする、あのこそばゆい感じと中毒性。
 『テラスハウス』のリアリティはどこにあるのか。現場に密着し、オーディションを受け、スタジオメンバーに話を聞いた。『テラスハウス』と交わった夏の記憶をここに――。


 男女6人のシェアハウス生活を映し出すリアリティーショー、『テラスハウス』。巷で「テラハっぽい」といわれるおしゃれな世界観を構築することに成功しているあの番組は、果たして、どこまでが“リアリティ”の範囲で、どこからが“ショー”なのだろうか。
 実際にテラスハウスを訪れ、3日間撮影に密着したドキュメント。テラスハウスに憧れ入居したいと願ったある男がオーディションに挑戦した体験レポート。そしてスタジオパートに参加しているメンバーである、YOU、トリンドル玲奈、馬場園梓(アジアン)、徳井義美、山里亮太、登坂広臣、そしてテラハの大ファンである博多華丸に“『テラハ』観”について訊いた。

◆あの日、テラスハウスにいた記憶。──撮影密着ドキュメント
◆この夏、僕はテラスハウスに行こうと思った。──ある男のオーディション・レポート
◆YOU、トリンドル玲奈、馬場園 梓 恋を求める、女の『テラハ』観。
◆博多華丸 親心溢れる、パパの『テラハ』観。
◆徳井義実、山里亮太、登坂広臣 オンエアには入らない、男の『テラハ』観。

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