クイック・ジャパンvol.119 side-S/side-A
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119号紹介「早見あかり」

2015.4.10 | 2015.6.12 updated

akarihayami早見あかり
10代最後の1日

ももいろクローバーZが初めての紅白出場を果たした2012年末。早見あかりも大学進学を辞め、高校卒業後の進路を女優一本に絞るという大きな人生の選択をしていた。今からちょうど2年前、ここ鎌倉の空の下で、早見は私たちにその胸の内を打ち明けてくれた。中野サンプラザで誓った大き過ぎる約束を一足先に果たしたメンバー。かつての仲間たちの華々しい活躍を喜ぶ一方で、自分の今いる位置を思い、言い知れぬ焦りも感じていたに違いない。
あのときのインタビューでの強い強い決意表明には、悲愴感すら滲んでいた。そして2013年、14年、早見は着実にキャリアアップした。
映画の主演も経験し、朝ドラの出演も叶えた。初の写真集『Twenteen』も発売する。自分自身の力で、早見あかりらしいやり方で、彼女もまた一歩ずつ約束に近づいている。20歳の誕生日の前日、10代最後の日に、2年前に決意を語ったあの鎌倉の海へ。2年の歳月が早見にもたらしたものは何か、同じ景色の中で我々は体感する。

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