クイック・ジャパン vol.90 のコンテンツ
90号紹介「宅間孝行 （東京セレソンデラックス）」
2010.6.06
10周年を迎えて
さまざまなドラマで印象に残る芝居をする俳優。ドラマ、映画の脚本家としての活躍もめざましい。小説家としての顔ももっているし、複数の雑誌でコラムも書いている。いわゆる"マルチプレイヤー"として活躍する宅間孝行。
しかし、あらゆるインタビューで、脚本について聞かれた彼は必ず言う。「書くの、苦手なんです。好きで書いてるわけじゃない」。そんな彼がどうして何万人もの心を動かす作品を書けるのか。すべての公演の脚本・演出を手掛け、出演もする彼のホームグラウンド、劇団「東京セレソンデラックス」が10周年を迎えたこのタイミングで、彼の創作の秘密に迫った。（文・釣木文恵）
