クイック・ジャパン VOL.92 のコンテンツ
92号紹介「高須光聖」
2010.10.08 | 2014.8.25 updated
高須光聖
初のオリジナルDVD作品を発表!
第一線の放送作家として活躍する高須光聖がかつて憧れていた職業は映画監督だった。
そして「自分のものを作りたい」という夢を追ううち、踏み込んだ放送作家の世界で成功し、近年では盟友・松本人志監督『大日本人』の脚本を担当。
2008年には念願の初監督作品『賽ノ目坂』を発表した。
そんな映画との距離をじわじわ縮めてきたタイミングで、仕掛けたのがなんとフェイクドキュメンタリー。
高須光聖とドキュメンタリーという予想外の組み合わせは、昔から変わらない「独特の世界を作りたい」の思いを抱いたまま、未開拓の笑いを新たに掘り起こす挑戦である。
我々は笑いもフィクションも超過した「ハイ」の領域へと誘われよう。(文・鈴木 工)