クイック・ジャパン VOL.92 のコンテンツ

92号紹介「相棒」

2010.10.08 | 2014.8.25 updated

92号紹介「相棒」

『相棒』
10年目の飛躍

今や『相棒』の存在を知らない日本人はいないだろう。
でも、『相棒』の本当の面白さを知らないまま、その存在をただやり過ごしている人も多いのではないか。
視聴者の間で賛否両論が吹き荒れた「Season 7」での寺脇康文から及川光博への相棒交代劇以来、『相棒』は刑事ドラマの常識をこれまで以上に大胆に踏み外しながら、すさまじい勢いで急展開を続けている。
そして、「Season 9」、「劇場版Ⅱ」とたたみかけていくこの秋以降、そんなジェットコースターのような『相棒』の世界が、さらなる現象を巻き起こすのを目撃することになるだろう。
「『相棒』に人生の大勝負を賭けた」と語る及川光博がいよいよその本領を発揮し、「これからどうなっていくのか、まったくわからない」と主演の水谷豊や、プロデューサー・監督をはじめとするスタッフ全員が真顔で語る10年目の『相棒』。
『相棒』はこれまでも面白かった。でも、本当に面白いのはこれからだ!(文・宇野維正)

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