クイック・ジャパン編集部ブログ
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あんたバカァ?
2009.7.06
色々鬱々を抱えつつ、土曜日の夜に息抜きに
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観てまいりました。
土曜日とはいえ、23時40分からの回だったのに超満員!!
みんな終電どうするつもりなのさ!?
映画の内容はね、もう観て下さいとしか言いようがないのですが、
相変わらず使徒の造形が怖すぎる。
線とかやばいですよ。
なんか七色だったりするし!!
最初エヴァ用語がどばーっと多発してたので
すんなり世界観に入り込むまで脳内パニックになったのですが、
あとはもうどっぷりと。
入り込む。
予定。
......がしかーし!!
なんてことなんてこと!!
私の隣に座(りやが)っていたカポーが
上映中喋る喋る。
エグザイルがメガネをかけて知的アピールする時、
みたいな彼氏(イントネーション二音目から上げ)と、
人生の大半で"モテ"という観点では苦労したことがなさそうな
PINKYな彼女(イントネーション"彼氏"と同様)が、
事あるごとに
「あれ、これちがーう」(彼女)
「シンジも成長したな」(彼氏)
「あ、ペンペンだ。可愛い☆★」(彼女)
などと明らかに、ラブチェアinマイルームwithダーリンな状況で
話す話す。
手に汗握るシーンも、心にグッと刺さるシーンも
すべて二人の世界を盛り上げる余興でしかないのか。
分かりやすく自分の持ってるかばんをカポーと自分の間に
ドスンと置いてみたりしたものの、効果なし。
流石にクライマックスシーン辺りは黙ってくれたので
ほっと胸をなでおろすも、エンドロールの宇多田の歌に
浸り始めた瞬間に、
「やっぱ違うねー」
「あそこどういうことだったのー?」
と、即効二人の世界セットオン。
うがががが。
あー、早めに「少し静かにしてください」って言えば良かった。
勇気のない自分にがっくり。
シンジ君にも笑われちゃうわ。
アスカに「あんたバカァ?」と言われちゃうわ。
映画を観に行く皆さま、くれぐれも上映中の会話は控え目にね。
じゃないと私のような偏屈な人間に刺されかねませんよ。
しかし、エヴァを観ると宇多田ヒカルが好きになりますな。
七井