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Quick Japan Special Issue ももいろクローバーZ ~The Legend~ 2008-2013 刊行記念
川上マネージャーを囲む会
川上アキラ×小島和宏(ライター)×藤井直樹(QJ編集長)
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第6章 ももクロを「読む」
藤井 全国ツアーと西武ドームに関しては、QJ108号でまた掲載したいと思っています。
小島 もう何万字でも書けますよ!
藤井 川上さんには、いつもわがままを聞いてもらって、その瞬間に一番、話を聞きたいメンバーにインタビューさせていただける。
川上 いや、全然。活字で、文章で考えられるっていうのは、やっぱり、ももクロの楽しみ方としては意味があるなって。そう考えるとQuick Japanさんの存在はありがたいんですよね。
藤井 ありがとうございます。そういっていただけると、本当に。
川上 補う部分であったり、なにかの伏線が張れたりとか、ひとつの回答が出せたり…それができるっていうのは活字ならではじゃないですか? このあいだの玉井さんのインタビュー(QJ107号)なんてすごくいいですもん。あれを後ろで聞いていて「あっ、そこまで考えているんだ」とはじめてわかったから、(「5TH DIMENSION」ツアーの)セットリストを変えないって、インタビュー中に決めたわけで。
小島 リアリティーや即時性では映像にかなわないんですけど、そういう言葉の場合、活字のほうが刺さる部分はあるのかもしれませんね。玉井さんのインタビューは、QJ別冊に掲載した夏菜子ちゃんのインタビューと「対」になっているので、両方読んでいただくと、より立体的に見えてくるし、ちゃんと繋がっているんですよ、個別インタビューが。まぁ、内容的にはとてもアイドルのインタビューじゃないんですけどね、普通に考えたら(苦笑)。
藤井 でも、それがめちゃくちゃ面白い。
小島 ただ僕は物書きの仕事をしてますけど、自分で創作することは出来ないタイプなんですよ。なにか面白いものを見ないことには、なんにも書けない。だから、僕の文章が面白いんじゃなくて、それを書かせてくれるももクロが面白いんです。
川上 でも週プロの熱量を知らなかった人間も、あの記事はやっぱり読んでいて面白いと思える。僕はそれを提供したいと思うから、小島さんに、Quick Japanさんにお願いしてるんですよ。こうやって話していても、その意見、活字で読みたいなって思うから。
藤井 で、QJ108号のインタビューなんですけど、順番でいくと……。
川上 いやいやいやいや、順番とかウチに気を遣わなくていいですよ。一番いいタイミングで話を聞くからいいんじゃないですか。予定調和じゃ面白くない。本当にツアーと西武ドームで気になった子でいきましょうよ。
藤井 じゃあ○○さんでお願いします。
川上 いいと思います。僕も○○がどんな話をするか聞いてみたい。
小島 そこはもう編集長判断で。僕は今回のツアーと西武ドームで、本当に山ほど人間ドラマを見てきたので、それこそ全員に話を聞きたいぐらいなので。本当に掘り下げ甲斐がある1ヵ月間でしたよ。
川上 掘り下げるとか、そういう部分、やっぱりいいよなぁ、こういうメディア。活字だったり、ラジオだったりって大好きだなぁ~、本当に面白い!
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