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ももクロMG 川上アキラを囲む会 Part.2

web special 2013.8

Quick Japan vol.109 百田夏菜子125ページ全力特集号 刊行記念

川上マネージャーを囲む会 part.2
川上アキラ×小島和宏(フリーライター)×藤井直樹(QJ編集長)

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第4章 憧れのグループとのリーダー対談

藤井 完成した特集ページ数は、QJ史上最大の125ページでした。

川上 最初にこの特集の話をいただいたときって、たしか80ページぐらいでしたよね? いや、それでも十分ありがたいんですけど。

藤井 たしかに80ページと言いました(笑)。

小島 書いているうちに「ちょっと文章がハミ出しちゃいそうなんですけど」って編集長に連絡すると「わかりました。ページを増やしますから大丈夫です」と(笑)。

川上 すごい話だなぁ、それ。

藤井 でも小島さん、先日ラジオ(『真夜中のハーリー&レイス』)で「125ページじゃ足りなかった!」と吠えてましたね(笑)。

小島 今回に限らず、どのメンバーの特集でも毎回、足りないなぁって思うんですけど、さすがに125ページもあれば、十分だろうと。でも、終わってみると、あと30ページぐらい欲しかったなぁ、と。キリがないですけどね(苦笑)。

藤井 80ページでは到底収まらないことは作る前からわかっていたんです。と言うのも、今回の特集って、僕が一番最初に考えた企画構成のまんま出来上がっているという奇跡のような号なんですね。普通なら作っている途中でいろんな事情でボツになったり、逆に増やしたりする企画があるんですけど、今回はほぼそのまんま。で、その企画構成の箇条書きの時点で合計120~130ページあったんです。

川上 あぁ、編集長の構想では最初から125ページだったんだ。

藤井 ええ。「125ページです」って言ったら川上さんが引くんじゃないかと思いまして(笑)、少し控えめにお伝えしたんです。

小島 でも、嵐の大野さんとの対談はさすがに実現しないんじゃないか、と思っていたんですよ。編集長から「じつはオファーしてるんです」と聞いた時点でびっくりして、実現するとなって、またびっくりして。

藤井 ちょうど奄美大島のビーチで撮影しているときに「対談、OKです」というお返事の電話をいただいたので、その場で夏菜子ちゃんにも伝えて。

小島 あっ、そうだ! その興奮がグラビアにも反映されているかもしれない。

川上 夏菜子ちゃん、めちゃくちゃテンションあがってましたもんね。大野さんとの対談ってすごいことだよなぁ~。

藤井 大野さんも本当に楽しそうにたくさん喋ってくださって。うれしかったのは嵐のファンの方から「夏菜子ちゃんも、ももクロちゃんも応援します!」という感想がたくさん届いているんですよ。

小島 この対談が実現したことで特集全体が「外」へ広がりましたよね。ほかの企画でも多角的に夏菜子ちゃんを分析してきたんですけど。

川上 あの精神鑑定はすごかったなぁ~。

藤井 面白かったですね。しかも先生がモノノフとしての想いをあんな形で報告書に落としこんでくるとは。

小島 そうやって本人も知らない深層心理まで探っておきながら、まったくの外部からの声というのはなかった。大野さんとのリーダー対談がきっかけではじめて百田夏菜子を、ももいろクローバーZを知ってもらえたのであれば、やった甲斐がありましたね。

藤井 そうですね。内容的にも、国立競技場をテーマに話ができたのは、ももクロにとって意義深いですしね。

川上 いやぁ、面白い対談でしたね。本当に興味深かった。あのあとに日産スタジアムをやって、わかったことがいっぱいあるんですよ。「あぁ、競技場でやるっていうのは、こういうことなんだ」と。だから、国立競技場に向けて、もっともっと活かしていきたいですよね、ももクロを。

構成=小島和宏

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